カウンセリングって何だろう?
「カウンセリング」 「心理療法」 (psychotherapy)という言葉は、どこかで聞いたことがありますよね。
カウンセリングとは・・
薬物治療をする医療的処置とは違い、「対話」によってこころの不具合を回復させる方法です。ゆっくりとお話をうかがい、その方の思いやこころに沿った助言、対応をしていきながら、こころの機能を少しずつ健康な状態に回復させていきます。
悩みやこころの問題というのは、例えばこんな状態があります。
- 不安でしかたがない
- なにもやる気がおきない
- なにをやるのにも憂うつだ
- イライラしてしょうがない
- 落ち着かない
- 仕事に行きたくない
- 学校にいきたくない
- 自分がどう生きていったらいいのかわからない
- 極度にある場面で恐怖感をもってしまう
- 食べることがおさまらない
- お酒を飲みすぎて、止まらない
- 動悸がして、なかなか止まない
- 呼吸が自然にできなくて、苦しい
- 子どもをどう育てていいのかわからない
ここに書いたことに限らず、悩みというものはひとそれぞれ様々なものです。例えば、病気になったり、怪我をしたら・・・普通は病院にかかろうとするでしょう。道がわからなかったり、失くし物をしたときは・・・交番に行くでしょう。
悩みやこころの問題についての専門領域のひとつが、カウンセリングです。
よく精神科の医師と間違えられてしまいますが、私たちは「カウンセリング」という方法、つまり、こころの不具合や傷、機能不全を対話による援助によって回復に向けていくのが仕事です。
その専門家がカウンセラーです。
カウンセリングのなかでは、どんなことでも話しても構いません。
もちろん話したくないことは無理に話す必要はありません。
「こんなこと、話しちゃっていいのか」と戸惑ってしまうこともありますよね。それは無理もないことで、とても自然な反応です。
カウンセリングでお話になる何気ないあなたのことばや思いは、どんな内容でも、大事なこころのメッセージだったり、テーマが含まれているのです。
当カウンセリングルームでは、 うつ状態 神経症 不安 対人恐怖 依存症 出社拒否・不登校などの適応障害 など幅広くこころの問題を取り扱っております。また、教育の分野にも携わっているので、自閉症 アスペルガー症候群 学習障害 ADHDのこどもたちのアセスメントや支援も行っています。